連休に雲龍の国へという映画を観た。
ブータン王国を旅するという映画なのだが、少し変わっているのが険しい崖に刻まれた道を見ると、一輪車(ユニサイクルという)で崖の上から駆け降りないと気が済まない冒険野郎が二人おり、平地はバンで移動して険しい道を見ると二人で険しい道をえっちらえっちら登って行って再び一輪車で駆け下りていくということを繰り返していく旅を続けていく。
それも、半端な道ではないのに一輪車で石段を駆け降りるのは壮観だ。
自転車と違ってブレーキもついていないからバランスを取るのも大変だ。
途中でこけるのは当たり前というのによく怖くないものだと感心してしまう。
それだけではなく町や村に着く度にブータン王国の人達との温かい交流が始まる。
一輪車はブータン王国の人達には初めての物だからどこにいってもすぐに黒山の人だかりになる。
その人々の前でデモンストレーションとして乗って見せたり、人々の中で乗りたいものに乗り方を教えたりして交流を深めて家に泊めてもらったり、チベット仏教の寺院にいって旅の安全を祈ったりしているのが微笑ましかった。ブータン王国の風俗も珍しかった。
ユニサイクルというスポーツというものがあるのもはじめて知った。カナダのほうでは結構さかんなスポーツらしい。少しくらいの段差なら飛び越えて走り切るのが快感なんだろう。
僕はこんなスポーツはごめんだが。。。自転車も乗れないのに一輪車なんて考えられない!!
最後にここはまさに雲龍の国だったというメッセージが流れて終わった。
なかなか見終わって後にに何か残る、いい作品であった。
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