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2008年2月15日オープン
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先週の金曜日に金曜ロードショーでマリと子犬の物語という映画を観た。実話をもとに映画化した感動作で、犬のマリと子供達の心の交流がよく描かれていた。

内容に入るが主人公は山古志村に住んでいる小学生で役場で働くお父さんとりょうたとあやと農業を営むお祖父さんの四人暮らしの家族で、お母さんはりょうたとあやを産んでから死んでしまってもういない。

りょうたとあやは豊かな自然に囲まれてすくすくと育っていたある日のこと、りょうたとあやは遊んでいる時に捨てられた一匹の子犬と出会った。
二人で一緒に遊んだあと、りょうたとあやが家に帰ろうとすると子犬もなついて後からついてきた、なんとか追い払おうとしたり急いで走っても、やっぱり後からついてくる。
あやとりょうたは子犬が可愛くなってなんとか家で飼いたいのだがお父さんが大の犬嫌いでとても家で飼えないので仕方なしに近くの空き地でお父さんに内緒で飼うことにした。
そこで作戦を立てて祭の日におじいさんを子犬の所へ連れて行ってこの子犬が欲しいとねだり、おじいさんもりょうたとあやの好きなものをなんでもあげると、約束したから仕方なしに家に子犬を連れて帰った。
お父さんは、大の犬嫌いで反対したが、多数決で押し切られあきらめて家で子犬を飼うことを認めた。子犬の名前はマリと名付けられた。りょうたとあやと家族達に育てられてマリはすくすくと育ち、そのうち成犬になって母親になった。
家族とマリは幸せに暮していたが、ある日の夜に大災害に見舞われた。あの新潟県の中越地震だ。マリは異変に気がついて吠えて家族に知らせていたのだが、だれも気にもとめなくて地震にあってしまった。りょうたは避難所に着いたが、あやとおじいさんは家が倒壊して生き埋めにされてしまった。
必死に家族を助けようと頑張るがどうしようもない、そこに自衛隊の偵察兵がやってくる。必死に助けを求め、一人の兵は相手にしてくれなかったが隊長は主人を助けてくれというサインだとわかり家が倒壊現場に駆けつけて、あやとおじいさんを助けてくれたが、おじいさんは怪我の具合が悪く急いで病院に搬送しなければならない状態だった。
それに、気流が安定せず長くはヘリコプターの位置を維持できない状態だった。そこで着陸はせずに、おじいさんとあやとおじいさんをヘリコプターに吊り上げて助けてくれたが、マリと子犬達は置き去りにせざるをえなかった。あやは泣いて嫌がったが隊長に説得されて諦めた。

それから、マリは生きるためにカラスと食料を奪い合ったり大変な苦労をした。
りょうたは、ある日にマリを助けにいくことを決意する。あやも一緒についてきた、しかし、道は土砂に埋まって全村避難せざるを得ない状態だから進めるわけもなく、途中であやが熱を出して困っているところに、二人を捜しに来たお父さんに引き止められ説得されてマリを助けにいくことを諦める。

それから数ヶ月経ったある日、一時帰宅できるようになった時にお父さんと、りょうたとあやは山古志村に帰ってマリと子犬たちを捜した、なかなか見つからなくてもう駄目かと思った時にまず子犬がそれからマリが出てきた時は感動した。

この演出がなかなかよかった。それに山古志村の風物詩である牛の角突きによる闘牛や山古志村の美しい自然など見所もたくさんあった。日本の映画でこんなに感動したのは初めてだ。

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